ポーランドにて
花冷えも一段落という昨今、皆様如何お過ごしでしょうか。
上着を着て出社するか否か、大体選択ミスをしている私ですが 先日、有給休暇を利用してポーランド北部 グダンスクまで行ってまいりました。
別名ダンツィヒといえば、ピンと来る方もいらっしゃるかもしれません。
このあたりは、中世 北方十字軍の時代から、様々な勢力によって領有が争われた歴史的係争地だった事もあり、中世の城跡がそこかしこに残っています。
その中に、欧州最大級の城砦で世界遺産となっているマルボルク城があります。
そのマリボルク城の奥、中庭にあるペリカン像のついた井戸にこんなものが付いているのを見つけました。
歯車やーん!
この城はチュートン騎士団、ポーランド=リトアニア、プロイセン・・・とめまぐるしく主を変えながら、改築・改造を繰り返しているそうなので、いつ誰がつけたのかは分かりません。
ですが、こういった歯車機構がこういった場所で使用されていたという事実に、歯車を扱っている身として、なんだかよく分からない高揚感に包まれた事を覚えております。
TK